銭湯マナーと入り方

最近、銭湯と接する家庭が少なくなったせいか、マナーを守らない方が増えてきています。自他共に気持ちよく入っていただけるよう、マナーと入浴方法を書いてみました。

持っていくもの

基本的に家庭で使用しているもの(石鹸、タオル、シャンプー、バスタオル等)を持っていかれると心配ありません。タオルだけでも何とかなります。

温泉や健康ランドでは、浴室にボディソープやシャンプーが備え付けられているところが多いですが、銭湯はそういうのが少ないのが現状です。

※シャンプーなど忘れてしまった場合

※たいていの銭湯には小さな容器にはいった数十円程度のシャンプ、ボディソープ、石鹸、タオルなどが売られています。番台かカウンターで聞いてみましょう。

どんな容器か袋にいれていくの?

歩いてこられるなら、風呂桶や100均で売っているようなかごで十分です。手提げの袋でもいいです。

料金の支払い方法

最近は券売機が多くなりました。そこで券を買うか、番台やカウンターで現金を払います。なお、料金は都道府県によって値段が異なります。

貴重品は厳重に

貴重品はロッカーに必ずしまいこみましょう。もし、銭湯にかごしかない場合やロッカーに入りきらない荷物を背負った場合は、たいていは番台やカウンターで預かってくれるはずですので、その場合は聞いてみましょう。

湯船に浸かる前にまず「掛かり湯」

さて、服を脱いで、浴室に入りました。ここでいきなり湯船に入るのはNGです。そのまま、湯船に入ると、お湯が汚くなり、お店や周囲のお客さんに迷惑がかかります。まずは、カランでお湯を汲んだり、シャワーなどで体にお湯を流し、きれいにします。股間、足の裏、背中など満遍なく行いましょう。

入浴中の注意

寒いところから熱いところへ、熱いところから寒いところへ移動すると、心臓に負担がかかります。注意してください。お勧めは半身浴。心臓より高い位置までつかずに、上半身を少し出してゆっくり入るのが体にいい入り方だと思います。

入浴後の注意

体がぬれた上体でそのまま脱衣室に入ると、脱衣室がぬれて、滑ったり、汚れたりするので、体を拭いたり、足ふきマットで水気をとってから脱衣室に行きましょう。また、入浴後は脱水症状にならないように水分をとりましょう。